サンドイッチのチェーン「サブウェイ」が苦境に陥っている。プレジデントオンラインによると、4年で約170店舗が閉店し、運営会社も2期連続で赤字を計上しているという。

記事を執筆した店舗経営コンサルタントは、”コンビニのサラダが充実し、飲食店でも野菜メニューを押し出している今、『野菜のサブウェイ』の訴求力は低下している”と分析するが、Twitterでは

“サブウェイ美味しいし好きなんだけど、注文が結構面倒だし、注文してる人を待つのも面倒なんだよな…”
“サブウェイ食べたくても注文するとき、面倒だな＝時間かかるよな、と思ってスルーしてしまうときが多い”
“細かくカスタムするの面倒なので「全部オススメのやつで良いです」って伝えてるのに、毎回「パンはどれにしますかぁ？野菜は？ドレッシングは？」って聞かれるのがちょっと辛かった”

と「注文が面倒」であるという声や、

“日本のサブウェイはボリューム少ないような。割高に感じる”
“中途半端に高い割にカロリーが足りない…私からしたら野菜が盛れるよりチーズが10枚挟めるとかのがいいな”
“日本は800円出せばサラダと小鉢と味噌汁ついた定食が食えるんだからサブウェイで600円出すのはすごく割高に感じられてしまう”

と価格が難点であるという声、または、

“SUBWAYが低迷する理由って、単に「店員とのやり取りが面倒くさい上に高い」というのに尽きるような……”

とその両方であるという意見が多く見られた。しかし、この「やりとりが面倒である」という声に対して、

“店員さんに聞かれることに答えていけば、ボサーッとしている間に素敵なサンドウィッチが完成して立派じゃない。サブウェイで困惑したことがマジでないのでピンと来ていない”

と理解できずに困惑する人や

“初めての人はレギュラーメニューから好きなものを選び、困ったら「オススメはどれですか？」と訊けばなんとかなる”

とやりとりの提案をする人、

“「サブウェイは細かい注文が面倒」って言う人、携帯のプランとかも理解力ないんだろうな”

と批判をする人まで、様々なリアクションが見られた。さらには解決策として、

“サブウェイ、注文用紙を渡して選択肢からチェックしてくようにすればもっと人が入ったのでは・・・”

とラーメン屋「一蘭」のような、記入用紙スタイルだったらよかったとの指摘も。

これらの議論が盛り上がったことで、サブウェイの公式アカウントが下記のコメントをツイート。

“いつもサブウェイを応援していただいている皆様
たくさんの温かいコメント、ありがとうございます！
日本のサブウェイは今年で26歳になりました。
まだまだ未熟な点も多いですが、皆様のご期待にお応えできるよう頑張ります。そして、末永く愛されるサンドイッチ店となれるよう努力してまいります。”

野菜が多く摂れるなど、健康志向のファンも多いサブウェイ。明るい話題ではないが、ネットで注目を浴びたことを、追い風にできるか。

（飛鳥 進）

■関連リンク
・サブウェイが4年で170店舗も閉めた理由　コンビニおにぎりにはかなわない
http://president.jp/articles/-/25180
・野菜全力DAYキャンペーン
https://www.subway.co.jp/campaign/yasai2018/